おいどんビーフのこだわり

目次

自家栽培のエサと安全な飼料で育てる

種付けから関わった子牛たちは、我が子同然に可愛くて仕方ありません。効率重視の畜産では、牛の成長促進のために、成長剤やホルモン剤、抗生剤などの混ざったエサで育てます。

しかしおいどんビーフは、効率のために、牛の健康や、消費者の安全を犠牲にしたくない・・・安心安全なお肉を消費者にお届けしたい・・・ そのための努力は惜しまないことをお約束します。

・ 自分達の食べる米を植える田んぼで稲を育て、米を収穫した後、牛の飼料用の藁を保存します。

また、野菜を植える畑に牧草を植え、牛のエサとして与えます。自分達の食べる米や野菜を植えるのですから、化学肥料を極力使わず、安全な藁や牧草を収穫して与えています。

畜産と稲作の両方を行う事は大変なのですが自家栽培を行う事で、安心な牧草の確保と飼育費用を抑え、安価な精肉の提供に努めています。

・牛たちに与えている飼料、セサミヘルスフィードは藁麦、胡麻、粟などを中心とした天然素材を配合し、成長ホルモンや、遺伝子組み換えとうもろこしなど、人工的な添加物は一切含まれていない安全な飼料です。

良いエサで育った牛は、精肉にしたとき、不飽和脂肪酸が多く融点の低い脂身の美味しいお肉となります。

牛舎の環境

私たちは、牛たちがストレスなく幸福に育つことが、最終的に美味しいお肉を生み出すと信じています。
牛たちに極力ストレスを与えないように飼育しています。牛舎は牛たちが自由に動き回り、清潔な環境を保つよう心がけています。子牛から成牛まで、一貫した環境で飼育する事が牛たちの幸せだと思っています。

生産者が見える安全で美味しい牛肉を食卓にお届けします。

おいどんビーフは、安全で美味しい牛肉をお客様にお届けするために、牛の種付けから、子牛を成牛に育て、お客様の食卓にお届けするまで一貫して管理し、生産者も、販売者も見える牛肉を販売しています。

牧場から精肉し、そのまま真空パック*で食卓までお届けします。
全ての工程を自社で行う事で、中間業者をはさまない直販だからできたお値打ち価格で、安全、安心、新鮮なお肉を食卓までお届けする仕組みを作りました。

自信をもって育てた和牛をたくさんの方に食べていただき、「美味しい」と言ってもらえることが、私たち生産者の励みです。
*一部を除き真空パックです。

日本の畜産を守りたい

コロナショックとウクライナ戦争の影響で、国産の和牛農家が危機に陥っています。コロナによる外食産業の自粛に加え、ウクライナ戦争による輸入穀物の高騰で餌代が大幅に高騰するダブル危機にみまわれています。

コロナ前に85万円で取引されていた子牛が、令和5年8月現在42~45万円とほぼ半額の価格となってしまいました。

子牛から成牛まで育てる肥育農家の子牛購入価格の採算ラインが、60万円と言われていましたが、コロナ禍で外食産業の低迷による、牛肉の過剰在庫による価格下落のしわ寄せが、子牛価格の下落を引き起こし、牛を育てれば育てるほど借金が増えるという惨状に、廃業する畜産農家が後をたちません。

鹿児島で育った黒毛和牛が全国に出荷され、肥育されてブランド牛となります。このままでは、和牛が日本から消滅してしまう危機的な状況になっています。

悔し涙を流しながら、廃業していく鹿児島の畜産農家さんの現状を知ってもらいたい! 日本の食の安全を支えてきた畜産農家産を守るお手伝いができればと、直販の仕組みづくりを行い、和牛の美味しさ、安全性を消費者の皆様にお伝えすることが、おいどんビーフの役割、こだわりだと思っています。

是非、美味しい、こだわりの牛肉をご賞味いただければ幸いです。

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